「どうしたんですか? 社長。 ぼーとしちゃって」
「お、調査部。 ・・・いや、ちょっと桜をな」
「此処からは公園の桜が良く見えますね」
「俺が子供の頃からあったんだ。 中々見事な枝ぶりだろう」
「綺麗。 もう、あんなに咲いて」
「ついこの間年が明けたと思ったらもう桜の季節か。 あの花も来週には・・」
「ちょっと切なくなりますね。 ずっと咲いていればいいのに」
「桜は季節の時報みたいなものだ。 時報が鳴り止まなかったら困るだろ?」
「それなら『時間』を止めてしまおうかしら」
「オイオイそれはラベンダーの話じゃないか」
「うふふ」
「・・・」
「あ、御存知ですか? 今 『時間が止まった世界』の事が話題になってるんですよ」
「いや、『時間』は止まらないさ。 『時計』が止まる事はあっても」
「・・そうでしょうか」
「いいか、『時間が5分間止まった』などというのはそれ自体矛盾なワケだろ」
「・・・」
「『時が止まる』というのは観察者の速度が周囲より隔絶して高い状態の比喩さ」
「社長、さっきまで憂いが漂ってた目が輝いてますよ!?」
「この世界で最も速いものは何だ?」
「光、 ですか?」
「そう。 観察者が光速に近い速度で行動すれば周囲は静止して見える筈だろ?」
「確かに」
「ざっと3千万倍の加速、ってことになる訳だ」
「でも、光速に近い速度で動くと視覚に問題が生じるとか・・」
「諸々の実験は観察者の速度に依らず光の速度は一定である事を示している」
「?」
「つまり、光速の99%で進んでいても光は君を300000km/sで追い越して行くのさ」
「あ。 相対性理論・・ですね?」
「この時、観察者には面白い属性が備わる」
「属性?」
「高速で動く物質は質量が増加する。 運動エネルギーは輪をかけて増大する」
「?」
「パンチ一発の破壊力が核兵器並みになる。 『無敵状態』になるのさ!」
「ふふふ ホントに社長って・・・」
「?」
「読んだことありますよ、私」
「??」
「これ にお書きになってますよね」
「・・そ、それは俺の!?? ・・・き、君はいったい??」
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耳呈
耳呈
Edit 03/29 15:34 |
あ、光は絶対速度でした。 |
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daniel
daniel
Edit 03/29 17:07 |
URLにある意見の多くは見当はずれなものですね。 |
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Edit 04/02 11:48 |
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daniel
daniel
Edit 04/02 19:49 |
あ こんばんは。 |
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sugar
sugar
Edit 04/03 11:37 |
ありがとうございます。 |
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